WEBでインターフェースについて調べている最中、いつもの現実逃避でゆでガエルについて調べてしまいました。どういう遷移でそこへ至ったのかは謎です。私の頭の中の黒箱が妙な動きをしたようです。
ゆでガエルというのは、いきなり熱湯に放り込むとカエルは飛び跳ねて逃げ出すけど、冷たい水に入れた後ゆっくり温めていくと水温が上がったことに気づかずやがてボイルになるというヤツです。
若干嘘っぽい気もしていましたが、個人的には本当に茹で上がって欲しいと思っていました。ですが調べた結果、答えは「偽」でした。ゆっくり温めてもカエルは途中で逃げ出すそうです。残念です。無念です。
昔、夢で見たことがあるのです。林間学校で友人が1匹のカエルを捕まえてきて試してみようと言うのです。私は勝手にすればと言って鍋を渡します。昼の食事に使った薪が、まだ燃え切らずに炭として残っていました。友人はそこに水を張った鍋をおいてカエルを放り込みます。
カエルは鍋の底で静止しています。時々、水面が揺れてカエルの姿が大きく見えたり小さく見えたりします。カエルは目の前にある水を哲学的に捉えようとするみたいな表情で、目を大きく見開いていました。
友人は言いました。俺も鍋の中のカエルみたいなものなのかもな、と。彼は少しずつ老いてやがて死に至る人間という生き物に対して、そんな気持ちを抱いているようでした。
私はこう思いました。もし私が死ぬのであれば、あんな風に目を開いたまま、世界が揺れる姿を「なんでだろう」って思いながら死んでいきたい、と。
という少年のようにピュアでロマンチックな想いがカエルに対してはあったわけです。それが嘘だったと知ったのは、まるでサンタなんていないとか、ドアラの中には人が入っているとか、ブラックホッシーは転職してカラスコになったとか言われたような気分でした。
がっかり。
2009年05月10日
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